企業市民論
海外広報論
経営環境概論
NPOマネジメント
授業の概要トップ

起業学入門
社会福祉論
速読法入門

メインページ




経営環境概論  2年次前期  2単位



第11回講義スライド(2013.06.19)
−スライドに示された臨時課題に注意すること。

<授業内容>
 「ゆでガエル現象」と呼ばれるように、真っ直中にいる当人は気づきにくいものだが、企業経営を取り巻く環境は、今まさに革命的と言える劇的な変化を遂げている。こうした変化は、企業の息の根を止めかねない深刻な問題であると同時に、対応の如何によっては成功への絶好のチャンスでもある。

 この授業では、日本経済の成熟化や政府・自治体財政の破綻による行政の役割変化、劇的なまでの少子化や高齢化の進展、技術革新やIT革命の進展、重要な資源の枯渇や環境問題の深刻化、企業活動のグローバル化、従業員や消費者の意識変化等々、現在及び近い将来に直面することが予想される経営環境の変化を取り上げる。そうした問題の本質を考察すると同時に、企業経営者やビジネスマンとして如何に対応すべきか、いくつかの選択肢を探っていきたい。

<授業計画>
 経営環境の変化は多岐にわたるが、問題は互いに複雑に交錯しているため、個々別々に取り上げて論じることは容易でなく、適切でないことが多い。しかし、理解をしやすくするために、下記のようなテーマに分けて授業を進めたい。第二次大戦後の大きな経営環境の変化と日本企業の対応の軌跡を振り返った上で、学生諸君が実社会に出て直ちに直面するであろう数々の問題を探り、それらに企業経営者がどのような対応をすべきか、いくつかの選択肢を考えてい。

1.経営環境概論の基本/この授業の進め方の説明
2.昨年来の世界的金融危機・経済危機と日本企業の対応
3.日本社会における少子化の進展と企業の対応
4.日本社会における高齢化の進展と企業の対応
5.政府の財政問題
6.地方自治体の財政問題
7.IT革命の進展
8.その他技術革新
9.資源・食糧問題
10.地球温暖化、その他環境問題
11.中国やインドの経済発展と経済活動のグローバル化
12.従業員や消費者、一般市民の意識改革と企業の対応
13.政府・自治体の限界とNPO、市民活動の役割
14.経営環境の変化と企業の対応(まとめ)

<授業運営>

 大講堂の授業となるため、パワーポイントを活用した講義中心の授業となる。「授業時間外に毎週4、5時間をかけて自分で勉強する」という大学教育本来のあり方(本学の「単位制度」参照)に立ち返り、各自が問題意識を持って積極的な研鑽に努めてほしい。

 授業で用いるスライドは、当日夜には「松岡紀雄教授のページ」(http://matsuoka007.com)に公開されるので、メモは最小限にとどめ、授業中は教授やスライドを向いて講義に集中してほしい。

 毎回、授業のキーワード20個以上、要点5項目(単語ではなく文章で5ヵ条)、授業内容に対する感想(200字以上) 、質問をメールで送信することが求められる。実社会は、まさしくメールの時代である。指示に従った適正なメールの送信や、社会人として恥ずかしくないマナーの修得に努めてほしい。

 なお、授業に欠席した場合も、上記ホームページで講義スライドを確認し、友人に授業内容について教えを乞い、その上で的確なメールを送信することを怠ってはならない。社会人になってからは、「休んだから知りません」という言い訳が通用しないことを心に刻んでほしい。

<評価方法>

 期末の定期試験(自筆のノートのみ参照可)の成績に加えて、授業への出席、積極度、授業の始めや終わりに行うスモールテスト、毎週のメールの内容、その他レポートの成績などから総合的な評価を行う。3回以上欠席した場合は、原則として単位が認められない。特別の事情がある場合は、翌週までに文書(A4)で教授に届け出なければならない。

<使用書>
必要な場合は、随時プリントを配付する。

<参考書>

<講義資料>
講義スライドの公開を終了しました。



企業市民論海外広報論・ 経営環境概論・起業学入門社会福祉論速読法入門

授業の概要トップメインページ