キャンプ地にサウジなど4カ国選定

2002年に日韓合同で開催される「ワールドカップ」のキャンプ地の誘致活動をしていた平塚市の誘致推進委員会は、このほど誘致国にサウジアラビア、南アフリカ、ハンガリー、スコットランドの4カ国を選定した。

これまでは、前回の優勝国フランスと、サウジアラビア、南アフリカの3国に絞っていたが、昨年の11月末にフランスサッカー協会より「断り」の連絡があり、フランスを断念。

その後、誘致委員会で検討を重ねた結果、河野太郎代議士がハンガリーと深い関わりがあることなどから、誘致国をハンガリーに決めた経緯がある。先月30日には、ハンガリー協会平塚支部の集いに、ハンガリー大使などが平塚を訪れている。スコットランドは、挙式など行う教会(グランドビクトリア湘南)が、スコットランドから直輸入された経緯や運営するサンンライフの竹内恵司社長が深い関わりがあることから、スコットランドを誘致国として決めた。スコットランドのほうも平塚市に興味を抱いているという。

ただ、今年12月に出場国の組み合わせ抽せんがあるため、これら4カ国の試合が韓国で行われる可能性もあることや、選手にかかる交通費、宿泊代などの費用を平塚市がすべてまかなうかどうかの問題もあるため、4カ国がすんなり平塚をキャンプ地に決めるかどうかも流動的だ。

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